2015/12/18

日本ではまだまだ珍しいデュアルSIM。
1台の端末で複数のSIMカードを切り替えながら使用するというものです。
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日本でもデュアルSIMスマートフォンというのは発売されているのですが、ほぼすべてが片側が2GのGSM方式にしか対応していないという状況にあります。
これは、日本と韓国以外の国では2G方式がまだサービスされているためです。
日本の通信規格は3GとLTEしかありません。贅沢な話なのですが。笑
しかし、そうした経緯から日本ではデュアルSIMスマートフォンというのは実質使用ができないのです。
あ、普通に1回線だけならば通常の端末のように使用はできますよ。しかしそれではデュアルSIM対応スマートフォンの必要もなくなるわけです。海外などによく出張に行くなどの場合は重宝する場合もありますが。
しかし、そんな贅沢な日本でデュアルSIMは如何に自分の用途に合った使い方をしながら、如何に料金を下げられるかということを目的に使用したいという使用者が多いです。
結構複数端末を使用している人いるじゃないですか・・・。あれを一台でSIMカードを切り替えながら出来るというのは、非常に楽かと思います。
そこで、日本ではデュアルSIM対応スマートフォンではなく、デュアルSIMアダプタを利用します。
「iPhone6用2SIM搭載アダプタケース」
サンコーが、2015年5月11日に「iPhone6用2SIM搭載アダプタケース」を発売しました。
このように片側に差したSIMカードとそこに接続するような形でもう一方のSIMカードがぴょんと出ます。それをケースと端末の間に入れて固定するような方式で、常にSIMカード二つ繋がっている環境を作り、あとは端末で切り替えを行うというものです。
複設定画面から手動で行えるだけでなく、時間を設定して自動切り替えも可能。ケース内部には、SIMトレイ排出ピンも収納可能という粋なオプションも搭載されています。
価格は4980円。
しかし、これではiPhone6しか利用できないのでは・・・と思いますよね。そんな場合はiPhone4のアダプターを利用している人が多いようです。
Q-SIM iPhone4 デュアルSIMアダプター
先ほどのぴょんと飛び出たSIMカードをつなぐアダプターのみで販売されています。
iPhone4用として販売されているようですが、android端末でも使用できるとのこと。けっこうネット上でもレビューがあり、動作確認済みの端末が増えています。
androidでも使用できると書きましたが、保証されているわけではないため、そこはあくまで自己責任と言うことになりますのでご注意ください。
しかし、ネット上で使用を確認した端末は以下のようなものがありました。
L-05D
参照URLhttp://jisaker0210.blogspot.jp/2014/06/dual-sim-adapter.html
androidではこのように裏面のカバーがガバっと開いて、SIMカードを差すものがあります。そのため、こうしてアダプターを装着してカバーを閉めればあまり違和感なく使用できるようです。
Xperia SX
参照URLhttp://wert44.blogspot.jp/2014/02/dualsim.html
この端末は横にぴょんとなるタイプのもの。この使用者はセロハンテープで裏面に固定し、その上から端末専用のケースに入れて使用しているため問題はないようです。
Nexus5
参照URLhttp://linux-biyori.sakura.ne.jp/android/dualsim.php
この端末にアダプターを装着したらこんな感じ。カバーを閉めて問題なしですね。
これらの端末では問題なく使用出来たようですが、もしかしたらアダプターと端末が不具合を生じるものがあるかもしれません。
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まあ、そこまで高いものではないので失敗しても痛手にはなりませんが、注意が必要です。早くLTEなどの最新通信規格に対応したデュアルSIMスマートフォンが発売されればいいのですが・・・。笑