2015/12/18

スマホ使用者にとっての不満と言えば??
そう。
バッテリー!!!
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最近では、バッテリのモチが改善されてきたという話もありますが、それでも充電器が恋人な人はたくさんいらっしゃるのではないだろうか。
実際、2014年10月4日~2014年10月7日に行なわれた「スマートフォンに関する調査」というアンケート調査では、スマートフォンを使用している人に聞いた「スマホの不満」は、男女ともに1位が「バッテリーの持ちが悪い」という内容で、6割以上だったそうです。
http://news.ameba.jp/20141026-311/参照
しかし!ほぼ同時期に行われた同じような内容のアンケート調査では、「バッテリーへの不満」は20%程度だったそうです。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20141106_674774.html参照
なんじゃこりゃあああ!
まあ、時と場合によって違うのはわかりますが、方や6割以上、方や2割程度とその差は大きいです。昔ほどはバッテリーに対して不満が少なくなった・・・というのは確かなのでしょう。
スマホなどの端末の拡張にともなって、取り外しが容易な着脱式のバッテリーから、今では固定式がもっぱら一般的になりました。
これは、使用者からの不満を受けて少しでも隙間があればバッテリーを拡張し、長持ちするようなバッテリーを搭載した機種を販売しようとする目的があったためなのですね。
そうした販売努力のおかげで、実際バッテリーのモチというのは少し長くなったように思います。バッテリーが搭載している容量自体も昔は1000台mAhだったのが今では2000を超えるのは当たり前で、3000mAhを超えるものもありますから、数値の面でも長持ちするようになったのは言うまでもありません。
しかし・・・しかしだ。
実際のところ、バッテリーはもっともっと長持ちしてくれても使用者にとっては不都合はないし、不満の声が少なくなってきたというのも、「慣れ」からくるような面もあるのではないか・・・と私は思うのです。
だって、充電器を持ち歩く習慣は変わっていないのだから(キリッ
充電器を忘れたら不安になってしまうという人もまだけっこういるのではないだろうか・・・。
そこで、今回はスマホがなぜ、電池のモチが悪いか・・・ということを紹介していきます。まあ、知ったところで、長持ちしたりはしないからあんまり意味はないのですが、もたないのはしょうがない面もある・・・ということを知ってもらうためにまとめました。
画面の拡張
まず一つ目は何といってもこれ。っていうかむしろこれが最大の要因だと思います。
ガラケー時代・・・10年近く前でしょうか。バッテリーのモチって悪かったですよね。それがはるかにモチが良くなって、それが当たり前になったころにスマホが登場しました。
スマホとガラケーを比較すると一目瞭然なのが画面の大きさ。
ガラケー時代では3.5インチなどが大きい方でしたが、スマホでは4インチ、5インチは当たり前になってきています。
そもそもガラケー時代から画面の消費電力と言うのは、非常に電力を食う部分だったそうです。そこを拡張した端末がスマートフォンですから、電力消費が激しくて当然と言えば当然なのです。
しかし、もはやこの大画面で見る見易さ、操作の仕方はなくてはならないものになってきたのではないでしょうか。
ぬるぬる
そして、さらに画面に関しての悩みじゃぬるぬる動くやーつです。
端末全体を画面にしてしまったのですから、タッチパネルで操作するのが効率が良いです。しかし、タッチパネルが導入され、それに伴う電力の消費は大きいのですね。
ディスプレイの高解像度化、高い画像処理能力、ぬるさくなタッチパネル。
使用者にとってはサクサク反応してくれないと非常にストレスがたまる部分ですから、スマートフォンを提供する業者にとっても非常に力を注ぐ面ですね。
出来ることが多くなった
スマートフォンのOSなどが向上したことにより、携帯端末で「出来ること」が増えたというのも電力消費の大きな要因でしょう。
様々なアプリをインストールし、空いている時間には動画も堪能するようになりました。本当にパソコンを持ち歩いているような気分になる時もありますよね。
パソコンをあのサイズで納めているのです。そりゃあ、電量消耗しますわな。汗
SNS
「出来ること」と言えば、SNSをアプリとしてインストールすることが可能になりましたよね。少し手が空いたらチェックするという人も多いのではないでしょうか。
現代人にとっては、切っても切り離せなくなってきたSNSですが、その一部がバッテリーの大食いをしていることが判明しました。
2015年2月に発表された調査内容なのですが、セキュリティソフトのAVGテクノロジーズがスマホアプリのデータを分析したそうです。
その結果、英語圏のユーザーにとっての電力消費アプリが判明したのですが、ここに日本人も良く使用するアプリが食い込んできました。
もっともスマートフォンの動きを重くする原因となるアプリに
1位 Facebook
3位 Instagram
がランクイン!
そして、使ってないときもバッテリーを食うアプリに
3位 Facebook
がランクイン!
さすが大手のFacebook!なんとなく、コイツ消費してんじゃねえかなあ・・・って思ってた。笑
アプリが勝手に動かないように設定を行えるアプリというものも別の記事にて紹介していますので、そちらを導入を検討してみるのもいいかなと思います。
Wi-Fi環境で、充電できる環境でアップデートなり、通信なりを行っていただければよいので、通常は通信を行わないように強制的に制御するしかないということになりますね。汗
キャリアやメーカーが現状を知らない?
私も驚いたのですが、キャリアやメーカーがスマホのバッテリーがどのように消費されているのかを計測はしているそうなのですが、当然一人ひとり使用の仕方は違うため、正確な状況を知るのが難しいんだそうです。
そんなの、考え得る限りのヘビーユーザーをでっち上げてテストすればいいんじゃないのかよ、と思いますがこれが現状のようですね。
そこで、今さらですが、よりユーザーの利用実態に近い状態でバッテリーの消費電力を測定できる電力測定ツール「TRYGLE POWER BENCH」が開発され、アプリなどを開発する企業とも連携を行いながら消費電力の低いものを目指していく取り組みが行われるそうです。
これによって、今後はますます節電した取り組みが協定されて行われるかと思いますので、期待が膨らみます。
以上がスマートフォン端末がバッテリーに弱い理由!
少しでもご理解いただけたでしょうか?
しかし、バッテリー事情もなにやら研究が進んでおり革新的な技術が出てきそうな雰囲気です。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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