2015/12/18

スマホのバッテリーの容量を大きくしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。不満ランキングではバッテリーに対するものが大半を占め続けてきました。
最近では容量の向上と、慣れからか少し不満が落ち着いてきましたが、それでもやはり長持ちするバッテリーを搭載した端末に憧れはありますよね。
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そこで、今回紹介したいのは、バッテリーに特化したスマートフォンです。
それがこれ。
http://gigazine.net/news/20150601-ghana-huge-battery-phone/
え?スマートフォン?って感じがしますが、どうやらスマートフォンらしいです。笑
これは日本のものではなく、ガーナのスマートフォンです。
ガーナでは、停電が36時間も続くなど、電気が使用できないという環境が当たり前なのです。そのため、こうした大容量のスマートフォンが人気なのですね。
こちらのスマートフォンのバッテリー容量はどれくらいだと思いますか?
・・・
なんと、10000mAh!
日本で一般的に使用されているスマートフォンのバッテリー容量が2000mAh~3000mAhであるため、如何に大容量かがわかるでしょう。
また、ディスプレイが通常のスマートフォンよりも小さい為電気をあまり食わないことが予想されます。ディスプレイが電気を食う大きな要因と言うのはこちらの記事をご覧ください。
単純にバッテリーの容量だけで4倍程度。しかもディスプレイに電気をあまり使わないとなると、日本で使用している端末よりもバッテリーのモチが5倍以上は見込めるのではないでしょうか。
そのため丸一日停電となっても、携帯端末は生きられる、という環境が手に入るのですね。小型化が進んでいる今の時代に逆境してでも、停電が当たり前の環境ではこうした端末が売れるのです。
ガーナにも、普通に我々が使用しているような端末はあるんです。2013年の年末と少し古い時期の端末なのですが、この端末はFusion Ignite2。.2GHzのクアッドコアCPUを搭載し、通信方式は3GとGSM対応。SIMスロットは2枚のデュアルSIMタイプ。OSはAndroid 4.2、ディスプレーは4.7インチで、本体サイズは138×71×9.6ミリ。価格は約200ドル。
当時の最新機種だそうです。日本で使用されているものと見かけ上は遜色ないですよね。他にも、約300ドルのFusion Igniteなどが当時はあったそうです。
また、100ドル程度のスマホ、Viva。
2013年でこのような端末があるのですから、今ではガーナで販売されている端末もさらに進化しているでしょう。それでもなお、あのような大容量バッテリー搭載のごついスマートフォンが売れるのです。やはり、流行はその地の環境により大きく左右されるのですね。
しかしまあ、厚さを見てもらえれば一目瞭然ですが、我々が普段使用している端末よりも非常に大きいですよね。今の技術でバッテリーのモチを最強にしたらこうなってしまうということです。笑
今では、着実にバッテリーの技術も進化しています。こちらの記事を参考に。
この記事を読んでいただければわかるかと思いますが、おそらく近い将来、今と大きさは遜色なくても容量が大きなバッテリーが開発されるでしょう。
そうなると、このごっつい機種とはおさらば出来るのですが・・・。笑
日本では、バッテリーの容量にいくら不満があろうとも、おそらくあのごっつい機種を使いたい!という人はいないでしょう。汗
となるとバッテリー技術が進化するまでは、節電をして対策をしたり、携帯型充電器を持ち歩く他ないのかなあ・・・と感じます。
このような記事も参考にしてください。
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