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液晶じゃない!新ディスプレイMEMS-IGZOとIGZOの違いとは?

time 2015/07/12

液晶じゃない!新ディスプレイMEMS-IGZOとIGZOの違いとは?

シャープが発表したIGZOは記憶に新しいですが、さらに2015年からタブレットなどに対する商用化に対するテストを行いながら徐々にスマホにもその技術を搭載しようとしているのがMEMS-IGZO。

今回は、そんなMEMS-IGZOについて紹介していきます。

 

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IGZOについてはこちらの記事を参考にしてください。

 

MEMS-IGZOディスプレイは、シャープとPixtronix (クアルコム子会社であるピクストロニクス)の共同で開発したコラボ製品となっています。

 

ここで気になるのが、IGZOとの違いですよね。

IGZOとは酸化物半導体のことで、「Indium(インジウム)」「Gallium(ガリウム)」「Zinic(亜鉛)」「Oxygen(酸素)」の頭文字を取ったものの略称です。

この技術を液晶ディスプレイにおいて、TFT回路基板に使用することで、静止画面において従来ディスプレイでは1秒間に60回も画面を更新するのに対して、IGZOでは1秒間に1回の更新とすることで電力消費を抑えました。

また、IGZOでは1画素あたりのバックライトの透過量が増えるため、明るく表現できるため、「明るさ」をむやみに上げる必要もなくなり、そうした点も電力消費削減に貢献しました。

 

MEMS-IGZOでは、そもそも液晶画面ではないという点が大きく異なります。もちろん、IGZOの技術は使用しており、液晶画面同様TFT回路基板に使用されています。

 

大きな違いはやはりMEMS-IGZOのMEMS部分です。そもそも液晶画面じゃないってどういうこと?って感じますよね。

 

MEMSという用語はMicro Electro Mechanical Systemの略で「半導体製造技術を応用して作成可能な、微小な電気機械」という意味になります。このような技術はすでに電子部品に使用されており、身近なところにも存在します。

携帯端末のディスプレイに関しては、MEMSシャッターに利用されます。MEMSの技術で作られたごく小さなシャッターです。

液晶画面では、カラーフィルターなどを駆使して色を表現していましたが、MEMS-IGZO技術では、「R」「G」「B」と切り替わって光るバックライトにあわせてシャッターを開閉することで表示する色を制御します。カラーフィルターは使用せずに、そもそも色味を帯びたライトを発光させ、それをシャッターによって切り替えることで色の表現をするのです。

 

MEMS-IGZO_08http://japanese.engadget.com/2014/10/06/mems-igzo-el/参照

 

そのため、カラーフィルターを透過させていた液晶よりも、直で光が届くためバックライトの透過率が2~3倍に向上し、明るく表現するのにかかる電気量が抑えられます。

IGZO技術で明るさを表現するのにかかる電気量は削減されたのに、さらに削減されることが期待できるのです。

 

バックライトの透過率が2~3倍に向上できるということは、そこにかかる電力も大きく削減できます。こうして技術により、バッテリーの消耗はIGZO技術よりも低くなるのではないかと期待されています。

 

シャッターが稼働しているから、肉眼でシャカシャカ動いているのが見えそう・・・と心配になるかもしれませんが、人間の目が点滅と認識できない約100μs(約1万分の1秒)というものすごく短い時間で開閉されているようで、肉眼では確認できないそうです。

また、シャッターの稼働に伴う電力も部品が非常に小さい為に低く抑えられるとのこと。

 

MEMS-IGZO技術と従来のIGZO技術は、あくまでもIGZOの部分は同じですが、ディスプレイの仕様などは激変し、全く別物と考えることができます。

MEMS-IGZOの特徴としては、色味の表現も非常に高いということが上げられます。まさに次世代のディスプレイ。これで消費電力も低いとなると楽しみですね。

 

シャープはIGZO搭載機種に対して

「3日間充電しなくても済む」

「心置きなくスマホを2日間使用」

などと銘打って販売を開始しました。

 

さすがに一般ユーザーで3日持つのは厳しいようですが、当時のスマホのバッテリー消耗は低くなったのは確かという実績があります。

 

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MEMS-IGZOでは、どの程度向上するのか・・・。

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