2015/12/18

MVNOに対するユーザー数が多く、信頼できる要素も多いIIJmio。
MVNO初心者にとっては、ここを選択しておけば間違いないというくらいお勧めできる業者です。
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まずは、プランを見てみましょう。ごちゃごちゃしているイメージの料金表もIIJmioは非常にシンプルな設定になっています。
プラン
コース | データ通信 | SMS機能付き | 音声通話機能付き | 通信速度 |
---|---|---|---|---|
3GB/月コース | 900円 | 1,040円 | 1,600円 | 225Mbps |
5GB/月コース | 1,520円 | 1,660円 | 2,200円 | |
10GB/月コース | 2,560円 | 2,700円 | 3,260円 |
SMS機能付きSIMは+140円、音声通話機能付きSIMは+700円の料金が加算されます。非常にシンプルであり、わかりやすい料金設定になっていますね。
3GB使用出来て900円から利用可能というのはMVNO内でも一般的であり、迷うくらいならば全然契約してしまっても問題ないという感じです。
データ通信量が上限を超えた場合や、後述しますがクーポンをOFFにした場合の低速データ通信を選択している場合は、通信速度が200kbpsになります。
その他の費用
初期費用 | 3,000円 | |
---|---|---|
追加クーポン(3か月間有効) | 200円/100MB(最大30回/月) | |
MNP転出時 | 3,000円 | |
通話料金 | 20円(21.6円)/30秒 後述しますが、アプリを使用した場合安くなります。 |
|
音声対応SIM違約金(1年以内に解約した場合) | (12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円 | |
SIMカード再発行・交換 | 2,000円/1枚 | |
留守番電話サービス | 300円/月 | |
割り込み電話着信 | 200円/月 | |
ファミリーシェアプラン | SIMカード追加(最大3枚まで) | 2,000円/1枚 |
SMS送信料/th> | 国内へ送信 | 3から30円/回 |
海外への送信 | 50から500円/回 | |
海外から送信 | 100円/回 |
違約金についてちょっとわかりにくいですが、契約した月を0ヶ月目として1年以内に解約した場合、その解約した月が何ヶ月目かを割り出し、(12か月-何ヶ月目)を計算してその数字に1,000円をかけた値が違約金になります。
つまり1年以内に対して、契約月数が多いほど、つまり残りの月数が少ないほど違約金も少なくなるということです。
特徴
電話料金
電話の料金は通常20円/30秒なのですが、「みおふぉんダイアル」という専用のアプリがあり、それを利用した場合半額の10円/30秒で通話が可能になります。
このアプリは、「楽天電話」などと同じく、電話番号の先頭に専用のプレフィックス番号「0037-691」をつけることで特定の回線から通話が行えるようになり、安く提供されています。
なお、相手に通知される電話番号は通常の番号と同じですので、警戒されるなどの心配店はありません。
通話に関しては、さらに「ファミリー通話割引」というものがあり、同一の mioID 内で契約をしているSIMカード同士ならば、16円/30秒で通話が可能になります。20%割引されるのですね。
これと「みおふぉんダイアル」を組み合わせると、60%割引の8円/30秒で通話が可能になります。
電話料金が心配なMVNOの弱点をカバーしたシステムになっています。
クーポン
上記でも少し触れましたが、IIJmioでは高速データ通信と低速データ通信を切り替える「クーポン」というシステムがあります。
これにより、毎月の限られた高速データ通信量を節約しながら使用することができます。動画などは高速でなければ視聴ができませんが、SNSなどのチェックであれば低速でも問題がないことが多いです。こうすることで大幅に節約が可能ということです。
クーポンのON/OFFは、専用のアプリかIIJmioホームページから切り替え可能です。
データ量は繰越可能
さらに、高速データ通信ができる通信量は余った場合翌月に繰り越して使用することができます。
これにより、データ通信が多くなってしまう月などを想定して、クーポンの切り替えも利用しながら高速データ通信量を普段よりも多くする月を生み出すことができます。
プランの変更
また、プランの変更も行えます。変更は翌月の1日より適用されます。そのため、クーポンや繰り越しの計算を間違えて、容量が欲しい月に普段通りの使用量しかない・・・となってもプランの変更で対応が可能です。
毎月末日には受付されないため注意が必要です。
初速バースト機能
「バースト転送」というサービスがあり、低速データ通信の際にも初めの通信に対して高速データ通信の225Mbpsで通信出来るというもの。
これによって低速ながらストレスを軽減して使用が可能となっています。使いすぎてしまった場合、節約したい場合について非常に心強いサービスになっています。
圧倒的な信頼度
MMD研究所による「2015年5月格安スマホ利用者の満足度調査」にて、OCNモバイルONE、IIJ mio、BIGLOBE LTE 3G、楽天モバイル、b-mobileのMVNO5社にて満足度を調査しました。
いずれも他社にてスマホのセットなどに利用されているMVNOであり、ユーザーは多いです。
その中でIIJmioは70.8%の満足度を獲得し、1位に輝きました。
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1437.html参照
これは格安SIMでも、自分に合った仕様の仕方をすれば十分満足ができ、さらにIIJmioであればその満足度を埋める可能性が高いことを示しています。
また、株式会社 ICT総研 による2015年5月の満足度調査でも通信品質満足度に対して、IIJmioが71.5ポイントでトップになりました。
通信は格安SIMにおいて懸念されがちな点です。そのため、この点において満足度が高いというのは非常に強みになりますし、安心して乗り換えることができる判断材料になります。
http://www.ictr.co.jp/report/20150512000083.html参照
注意点
MNPで乗り換える場合、MNP予約番号の有効期間が7日以上残っている必要があります。
また、クレジットカードでの支払いになりますので、持っていない人はクレジットカードを契約する必要があります。
以上がIIJmioについての紹介です。
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ユーザーの支持もあり、通話などを安く提供するサービスも展開しています。選択するプランも少なく選びやすい為、MVNO参入の初心者にとっては非常に利用しやすい業者と言えるかもしれません。