2015/12/18

「日本人の6割がアイフォーンユーザー」のお知らせ。
「世界のスマートフォンにおける利益の9割がapple」
もうやめないか、apple。笑
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いや、別に辞めなくてもいいんですが(笑)、ちょっとこうした一辺倒になる傾向と言うのは周囲にいろんな端末、いろんな企業の端末を利用している人が少なくて、つまらないなあ・・・という印象を受けます。
6割がiPhoneってすごいですよね。そんだけ使用するのにはやはり理由があるのでは・・・ということで、今回は日本人がiPhoneを使う理由をまとめてみました。
独自性
スマートフォンって大きく分けてiPhoneかAndroidになっていますよね。
これって、その端末がどんなOSを搭載しているかによって大きく分類されています。appleは独自のiOSを使用しており、非公開で自社のみ扱っています。
それ以外はGoogleが開発したAndroid。
この独自性は、スマートフォンがiPhoneとその他・・・というイメージにもつながり、appleのブランド力を非常に高めているように感じます。
実質0円
そして日本でiPhoneユーザーが圧倒的に多いのはこの「実質0円政策」が行われているからに他ならないでしょう。
3キャリアが展開しているサービスはiPhoneの最新端末を2年で分割で支払えば、毎月割引を受けることができ、実質無料か、それに近い状態で端末を使用することができます。
こういったサービスは世界的に見ても非常に希少なもので、日本独自のサービスと言えるでしょう。
キャリアはユーザーを2年以内に解約した場合、違約金がかかるなど、ユーザーを抱え込もうとする動きが見られます。そうした縛りをユーザーが堅苦しく感じないようにさせるために上手くiPhone24か月払いで緩和するようなサービスですね。
実際、キャリアで契約する場合、手持ち金は0円で端末を入手できて契約も行って家に帰ってくることができます。「買い物」をしたような感じは全くしませんよね。
その点、Android端末の場合、割引を受けられる端末は「モノによる」のですね。支払う代金が0円になる場合もありますし、負担金がいくらかある場合もあります。
いずれにせよ、「モノによる」という状況だと「ならば、iPhoneでいいや」となることは容易に想像できます。後述しますがiPhone性能は不便がありませんし、デザイン性も高い為、使用していて間違いはありません。
その結果、キャリア契約をした場合、iPhoneに流れていくという現象が起きていると思います。
しかし、「実質ゼロ円」というのは、確実に0円で手に入れられる制度ではありません。「実質」なんです。24か月払いで支払う場合に限り毎月割引を受けられるため、途中で解約した場合は、残りの端末代が襲ってきます。
それを無視して中古市場に売り飛ばしたりして滞納した場合は、クレジットカードの審査が受けられなくなったり、ローンが組めないというようなことにもつながります。
0円だと思って購入しているがために、解約した場合の端末代の請求はずっしりと重いです。意外と怖い契約だということをもっと認識した方がいいと感じます。
iPhoneの新商品のタイミング
iPhoneは以下のように発売されてきました。
端末名 | 発売日 |
---|---|
iPhone | 2007年1月 |
iPhone 3G | 2008年7月 |
iPhone 3GS | 2009年6月 |
iPhone 4 | 2010年6月 |
iPhone5 | 2012年9月 |
iPhone6 | 2014年9月 |
iPhone6S | 2014年9月 |
少し感覚が狭いものもありますが、日本で一般的に広く使用されるようになったiPhone4あたりからは、次の世代への間隔がちょうどキャリアの2年縛りから解放されるような時には新商品が発売されているという環境を生んでいます。
こうしたタイミングで発売されているため、契約を更新するタイミングで新たなiPhone端末を購入というサイクルが生まれます。
デザイン性
そうした歴代iPhoneをゲットできる流れが生まれると、次の端末も購入したいというコレクターのような精神が生まれます。
あのiPhoneの洗練されたフォルムがずらっと並んでいる様子は、達成感、快感、を感じることができるでしょう。
さらに、mac、iPadと言った端末も統一性があるデザインになっており、全部一式で揃えたいという願望を持っている人、すでにそれを達成した人などは多いのではないでしょうか。
データなどの移動が非常に楽であったり、連携が出来るという機能面でもいいところがあります。
私の友人になぜiPhoneを買うのかと質問したところ
カッコいいから
と言う返答が返ってきました。こんな感じです。笑
特に機能面とかは使いこなさないし、重要視していないようですよ。これはappleの販売戦略の上手さが感じられますね。
こういう理由で「何となく」iPhoneを選択しているユーザーは多いと思います。
「何となく」
これで選ばれるようになったら、圧倒的なシェアを誇るようになれるのですね。
デザインに関しては、「売り場」も徹底的ですよね。家電量販店にappleの売り場が併設している場合、急に雰囲気が変わったような演出を行っています。
これは買いたくなるわ・・・と思わせる演出も魅力の一つですね。
信頼
iPhoneの流れを拡大しているのは特に使用するうえで「不便がないから」ということが長く続いている信頼っもあるでしょう。
キャリアで受け取った端末が初日から不具合が生じてappleの対応も悪いなんてことも結構聞きます。そうした不運に見舞われてしまった人は信頼もくそもあった物ではないかもしれませんが、中国メーカーが大っきくなってきている昨今、このappleの信頼や安心度はますます加速していく可能性もあります。
以上がiPhoneが日本で売れている理由です。
Androidの方が圧倒的に種類が豊富で、選択性が多いです。
iPhoneは種類に乏しく選択できる価格帯などもないのに、よくずっとiPhone選ぶなあ・・・と個人的には思います。
単純にスペックの比較だったら、iPhoneよりも機能が充実している端末とかもありますからね。意外とこういうことも知らない人がいるのかなあと思います。
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MVNOの乱立で端末代金は全額自己負担が基本になる可能性も高いですから、そういったときにもiPhoneが選ばれるかどうかが今後の命運を大きく分けることになるでしょう。