2015/12/18

メモリにはRAMとROMがあります。 ROM(内蔵ストレージ)はメモリと聞いてピンと思い浮かぶもの。 データ蓄積の内臓容量ですね。RAMは別名メモリです。
この二つには具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
違いを知って、自分に最適なスマホライフを!
スポンサーリンク
RAM
RAMは作業する場所の広さを現しています。スマホの頭脳であるCPUに関しては、こちらの記事で記述しましたが
その頭脳に当たるCPUがいくら高かったとしても、その頭脳の高い人間が作業するスペースが必要です。さらにCPUで言うとクロック周波数という作業する人のスピードに当たる項目や、コア数という作業する人数に当たる項目があります。
そうしたCPUが作業する場所を提供するのがRAM。
自分が仕事で使用するデスクの広さが十分あれば、こっちでパソコン作業、あっちで電卓作業、そっちでは喫煙、あっちでは書類仕事と
同時に仕事を行えるスペース
が確保できます。ここで重要なのは「同時に」という点。
例えば、机が狭い場合は仕事をしたものに対して「片づけ」れば違う仕事が可能ですよね。ROMの容量が狭い場合はこうしたスマホの使用の仕方が必要になります。
しかしROMの容量が広いと、「同時に」作業を行うことができるのですね。
多くの場合、このメモリは1GBや2GBです。少ないような印象を受けるかもしれませんが、スマホの場合は、大体この程度で事足ります。
パソコンに当たるこのメモリはかなり重要視されます。動画の編集作業や画像加工作業、動画視聴やインターネットサーフィン、セキュリティソフト、Skypeなど、裏で動作しているものが増え、さらに一つのソフトが占める容量も大きい為です。4GBや8GBが主流になってきています。
RAMは一度再起動したらクリアされます。 同時にアプリを開いたり、大きな容量が必要な操作をしないならば 1GBで再起動などしながら付き合うのもアリです。
ROM(内臓ストレージ)
ROMは内臓ストレージと呼ばれます。一般的にスマホのメモリと言うとこの内臓ストレージを想像するでしょう。
iPhoneを購入する際にも16GB、32GB、64GBなどのモデルから選択し、それに伴って金額も変動しますよね。これは内臓ストレージを選択しているということになります。
スマホで動画などを撮りたいという人も増えてきているため、けっこう容量の多いものを選択する人も増えてきたのではないでしょうか?しかし、外部ストレージという分類になるSDカードを利用できるものもあるので、そちらを選択する人もいるかもしれませんね。
パソコンの外付けハードディスクなどを購入したことがある人などは、ご存知かと思いますが、大抵の場合、販売される際に表示されている容量よりも少ない領域しか使用できませんよね。スマホにおける内臓ストレージも実際に使用できる量は表示されている領域よりも2GB~3GBほど少なくなります。
これは、ROMの中にはAndroidOSやiosなどのプログラム自体も保存されてるために、その容量が少なくなってしまうのです。
ROMが16GBだと大体20000枚近くの画像が保存できると言われています。
ここまで見て、内臓ストレージとRAMの違いがわかりましたでしょうか?
RAMが「記憶」、ROMが「記録」と言った感じでしょうか。中でも特に注意が必要なのは、ROMが外部のシステムで補強が可能なのに対して、RAMは補強がきかないという点です。
スポンサーリンク
現時点では、RAMの容量は特に大きくなくても済みますが、今後パソコンのような能力を目指してスマホが進化していく可能性が大きいですから、注意が必要になっていくかもしれませんね。