2015/12/18

今回は、
そもそもSIMカードって何?
ってことについて紹介します。
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スマホが一気に普及して携帯電話の使用の仕方も変化してきました。
今ではすっかりSIMカードの差し替えによって所有者の切り替えができます。人間でいう脳の部分を担っているのがSIMカードになっていますね。人間でいうところの体がスマホ本体・・・みたいな捉え方です。
まあ、実際にはちょっと違った感じなのですが、こうした捉え方がまずは理解しやすいかと思います。
ROM時代
ここで、「むっ!昔と違うぞ!」と思うかもしれません。その通りです。昔は今でいうところのSIMカードが担っていたような機能は携帯電話本体に内蔵されていました。
昔のように端末内部の回路上にある特殊なメモリ領域に書き込んでいた時代は、この特殊なメモリ領域ことをEPROMといい、俗称で「ロム」と呼んでいました。
その名残で今でも中古端末を購入する際などは「ロム」という言葉を使用したりするのですが、それはまた違う機会に紹介します。
昔は携帯電話を買ったら電話番号が登録されており、全てがその端末だけで済んでいましたね。
懐かしい。
しかし、今では最初にちょっと触れましたが一般的に思い浮かべる「携帯電話」というのは「端末機械」と「SIMカード」に別れているのです。
では、SIMカードについて紹介していきましょう。
SIM時代
まだまだ、ガラケーという概念しかなかった時代は、 「SIM」なんて言葉は全く馴染みがなかったですよね。
しかし、近年、大手キャリアがそれぞれ会社に「乗り換え」の提案を始め 競合が熾烈化していき、結果的に 「SIM」という概念は非常に大きな意味を持つようになってきました。
その概念をちゃんと解説もせずに、さぞ当たり前のように使いだしていますから、ホント困ったものですよね。笑
シ、SIMカード?もちろん知ってるよ・・・?
と強がったコメントをした人がどれだけいたことでしょうか。笑
新たな技術を導入する際には、もっとちゃんと解説して欲しいものです。
「SIM」と呼ばれるものは、正確には「SIMカード(シムカード)」といい、 ICチップと言い換えると非常に想像しやすいかと思います。
SDカードは非常に親しみがあるものの一つかと思いますが、 そのようなカード型のものに個人の情報が詰まったものと捉えるといいかもしれませんね。
SDカードはデジカメやビデオカメラなどで使用している人も多く、身近なデーターを扱いカードです。そのカードにデータを入れておけば、違う端末へのデータの移行などがスムーズに済みます。
しかしね、SIMカードには個人情報が入っております。個人情報が入ってるってことは、失くしたらやばいのか??と感じますよね。 その通り、やばいです。
では、実際、どのような個人の情報がSIMカードに入っているのかというと 電話番号を特定するための固有のID番号が記録されています。
私たちは普段、携帯電話を使用しているため、その電話本体に情報が記録されているように感じます。 もちろん、電話本体のデータに記録される情報もあるのですが、自分の「SIMカード」を他の携帯電話に挿入すると、その携帯電話が 今まで自分が使用していたものとまるで同じものかのように使用できるのです。
もちろん、SIMカードを差しても端末に記録されていた情報までは移行できませんが。
ある意味、クレジットカードを失くした場合と焦り方は同等になります。 そんな大切なものなのに、大して理解してもらわずに斡旋してる携帯会社ってどうなの・・・? とちょっと不信感をもってしまいます。
これが今でいう「携帯電話」が「端末」と「SIMカード」の二つから成り立っているという概念ですね。
電話だけでなく、インターネットにも通常は繋ぐことができません。キャリアからの電波はそのキャリアと契約したSIMカードでないとキャッチできないようになっています。
しかし、これは家に無線LANなどを飛ばしている場合やポケットWi-Fiを使用している場合は別です。その場合は端末に回線をキャッチする機能が搭載されているため、その回線を使用してインターネットに接続することが可能です。
SIMカードを端末に差していなくてもインターネットにつなげることができる場合があるということです。
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以上。SIMカードについて少し理解が深まったでしょうか?